△
日程第2 議案第46号
令和4年度
泉大津市
一般会計補正予算の件
○
議長(
丸谷正八郎) 次に、
日程第2、議案第46号「
令和4年度
泉大津市
一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに
理事者の
説明を求めます。
虎間総務部長。
◎
総務部長(
虎間麻実) ただいま議題となりました議案第46
号令和4年度
泉大津市
一般会計補正予算につきましてご
説明申し上げます。
会議事項の11ページでございます。 本件、
令和4年度
泉大津市
一般会計補正予算は第4号でございまして、
歳入歳出予算の
補正でございますが、第1条
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2,698万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ350億4,701万7,000円とするものでございます。 第2項
歳入歳出予算の
補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに
補正後の
歳入歳出予算の金額は、12、13ページの第1
表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、22、23ページの
歳出から内容につきましてご
説明申し上げます。 第3
款民生費は、2,698万円を追加するもので、第2項
児童福祉費第2目
児童措置費は、
児童手当等の給付を受け
保護者の
住民税が非課税となるものなどを対象とする
給付金を追加するもので、第6目
子ども医療助成費は、子供への
医療助成についてその
対象者を拡充するもので、現況勘案し、
令和5年1月開始から本年10月へと当初の予定を早めて実施するため、追加となる
医療費と関連する費用を追加するものです。 続いて、歳入でございますが、20、21ページにお戻りいただきたいと思います。 第14
款国庫支出金は1,500万円を追加するもので、
歳出で
説明いたしました
給付金の財源として追加するものでございます。 第18
款繰入金は1,198万円を追加するもので、
子ども医療助成事業の財源として
ふるさと応援基金繰入金を追加するものでございます。 以上で
説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。
○
議長(
丸谷正八郎)
説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、
委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は
委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これから採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。
△
日程第3
請願第1号
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願の件
○
議長(
丸谷正八郎) 次に、
日程第3、
請願第1号「
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願の件」を議題といたします。 直ちに
紹介議員の
趣旨説明を求めます。11番
林哲二議員。 (11番
林哲二議員 登壇)
◆11番(
林哲二) ただいま議題となりました
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願につきまして、
紹介議員であります私より
趣旨説明をさせていただきます。
請願の趣旨は、提出された
請願書に記載されておりますので、読み上げまして
趣旨説明に代えさせていただきます。 「
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願書 請願趣旨 新型コロナウイルス感染症が広がり始めてはや2年半、
子ども達は様々な制約を受けてきました。
学校の一斉休校や給食の黙食、
マスクの着用など、
子ども達にとっては大変な
状況が続いた2年半でした。 特に
成長期の
子ども達にとって、
マスクの着用は友達や先生の表情が見えないことによる発育への影響や
熱中症の心配、体育の時間にも着用してしまうことにより低
酸素状態による脳への影響や
死亡リスクなども懸念されるところです。 また、身体的心理的な事情で
マスクを付けることができない
子どももおり、
学校へ行きづらい
状況が生まれていることも心配されます。中には不登校となる
児童生徒も増加し続けていることも注目していただきたい大変な
状況と考えます。
学校給食に関しては、
まん延防止等重点措置が解除された際、大人が
グループ会食をしているのに、
子ども達が黙食をずっと続けているという
状況を、私たちは論理的に
説明することができません。
子ども達を取り巻く
教育環境は、多くの制限が残されたままになっています。
文部科学省からの
事務連絡が5月24日に発せられ、
教育長からも既に
泉大津市内の
公立小中校、
保護者宛にもこれらの
緩和措置を通知頂いておりますが、今だ変わらぬ
状況が続いているようです。2年半の長きに渡る
状況が一度に様変わりする事は大変難しいとは思いますが、今一度、
子どもの健全な育成とすべての
子ども達への
教育環境を守るために改めて、4点の対策についての確認願います。
請願項目1 大人の
会食制限の解除に合わせ、
学校給食も同様の対策に緩和すること2
マスクが着用できない
子どもや着用が苦手な
子どもに対し、
学校での
いじめなどが発生し、行きづらい
状況を作らないよう配慮することを出来ているか確認すること3 体育の時間は屋外、屋内問わず、
登下校中においても会話に注意しながら
マスクははずすという
文部科学省の方針をすみやかに実行できているか各
学校、
地域住民にも周知を行うこと4 過剰に制限をかける事なく、
子どもの成長や健康、
教育環境を第一に考える
学校運営を行うこと
請願者 住所
泉大津市豊中町3-2-36 氏名
こどもえがおプラットフォーム 吉川里佳」 でございます。どうかよろしくご採択いただきますようお願い申し上げます。 以上です。
○
議長(
丸谷正八郎)
説明が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
森下議員。
◆15番(
森下巖) ただいま議題となっております
請願第1号について、2点質問させていただきたいと思います。
コロナ感染状況が続く中で、本
請願は
マスクの着用による
熱中症や
いじめ、不登校などから
マスクの制限の緩和を求めております。
請願趣旨の中で、不登校となる児童・生徒も増加をし続けていることも注目していただきたい大変な
状況があるというふうにしておりますが、こういったことが
マスクの着脱で、この有無で起こっている事実がこの
泉大津市においてあるのかどうか、このまず事実関係についてお尋ねをいたします。 2点目ですけれども、
マスクの着脱については適切な対応を取るよう
文部科学省からの
事務連絡があり、本市においても、
教育長から各
学校へ通知をされ対応されているとありますが、いまだ変わらぬ
状況と趣旨にもあります。 私は、
通学路の見守り等をしておりますと、1人で通学をする子の中には外している子なども見受けられるようになりまして、対応というのは一定されているという理解ですが、
学校、
教育委員会の対応が非常に不十分で問題があるということからの今回の
請願なのかどうか、この2点、お願いをいたします。
○
議長(
丸谷正八郎) 答弁願います。
林議員。
◆11番(
林哲二) ただいま質問いただきました1点目の
マスクの着脱に関して、不登校が
泉大津市で起こっているのかということですけれども、この件に関しては、
マスクの着脱に限らず不登校になっているというのはあると聞いております。それが、
マスクが原因かということは必ず断定はできないかもしれませんけれども、そういったこともあるというのを聞いております。 ただ、実際
マスクを今までつけるという段階で、非常にそれにおいての、何で
マスクつけてないんやとか、そういう
嫌がらせというか
いじめというか、そういうこともあったように聞いておりますので、その辺のところでやっぱりちょっと問題があったのかなということも考えられます。ただ、私も全部調べているわけではないので、その辺のところはそういった答えになって申し訳ないんですけれども、以上です。 2点目の
マスク着脱に関しては、国のほうから、
文部科学省のほうから既に言われておって、
教育長が既に
学校長にも直接お話しいただいているというのも聞いておりますし、お話もさせていただきました。しかしながら、これは
現時点で、今、
森下議員のほうではもうそういう
マスクを外す
状況が見えてきているということをおっしゃいましたけれども、私が見る限りでは、私も毎日
学校の前におりますけれども、100%とは言いませんけれども、ほぼ全てまだ、今朝もそうでした、
マスクつけた状態で
学校へ来ております、そんな
状況です。
先生方もまだ外してない。
登下校中で挨拶をする先生も
マスクしていらっしゃるので、やっぱり先生が外さないと
子供たちは外さないのかな、あるいは家で親御さんから言われているのかなというのは思うんですけれども、そこまで別に強制的に、親御さんが
マスクを外したら危ないからというようなことで言われている子供に対して、無理に外せというわけにはいきませんけれども、私も大人が外さないとやっぱり子供は外さないのかなと思って、もうこの二、三週間ずっと私も
マスクせずに立っておりますけれども、全然効果はまだ見られていないのが現状です。というような感じなんですけれども。 そういう意味で、ぜひいま一度、
学校では徹底して、常にやっぱり確認をしていただく必要があるのではないかなと。一回通達が出たからそれでいいというわけではないんじゃないかなと思って、このような
請願が出たということです。 以上です。
○
議長(
丸谷正八郎)
森下議員。
◆15番(
森下巖) 今お答えいただいたんですけれども、着脱に限らず不登校があるということは、それちょっとこの
マスクの件でどうなのかということをお聞きしたわけでして、ちょっと答えになっていなかったかなというふうに思うんですけれども、ただ、
マスクをしないということでの
嫌がらせや
いじめがあるということも言われておりましたが、こうしたことがあれば非常に重大な問題やというふうに思うわけですけれども、この辺の事実確認を不十分なところはあると言いながら幾つかされているということですけれども、これらは
学校や
教育委員会にきちんと確認をされているものなのかどうかということが1点目の質問の再質問です。 それから2点目ですけれども、
現時点の対応で問題があるのかどうかということをお聞きしたんですけれども、それに対してのお答えはありませんでしたけれども、外す
状況が見えてきているというふうに私が言ったとおっしゃりましたけれども、私はそうした子供も見受けられようになったと、今までは外して歩いている子はいなかったですけれども、そうして外して歩いている、通学している子もいたというそのことを言ったわけでして、外すということが、そういう
状況が見えてきているというわけではありませんので、そこは否定をしておきます。 ただ、お聞きをしたかった問題が、ほとんど
マスクをまだしたままだということで、外せということをもっと徹底をさせたいのかどうか、その点についてお答えいただけますか。
○
議長(
丸谷正八郎) 答弁願います。
林議員。
◆11番(
林哲二) 外せということを別に強制していたわけではないんですけれども、なるべく
マスクを、やっぱりこの時期が一番
熱中症が怖いですので、
マスクしていて健康にいいということではないはずなんです。ですので、私、
一般質問のときも言いましたけれども、
マスクではやはりどうしても
口呼吸になりますので、
口呼吸になると
口内フローラというのがどんどん出てきて唾液の数も減ってくる、それによって細菌が、もともと口の中というのは細菌は多いんですけれども、もう莫大に増えてくるということと、
あと二酸化炭素を吐いたのをまた吸って低
酸素状態になる、脳への影響、そういったことを考えますと、それはもう
皆さん自身も
マスクしていて、ずっと外で歩いていたら分かると思うんですけれども、それで気持ちいいなんてことはないと思うんです。外したときの空気を吸ったときの、ああ気持ちいい、それは絶対本当だと思うんですよ。 ですので、別にこれは強制的に外せという意味ではなくて、とにかく危険な
熱中症をまず対策というのと、あと、自分の体のかえって
コロナを心配するという、今もう時期的にこれだけ少なくなってきて、もうゼロ
コロナってあり得ないですから、ゼロになったら外すんじゃなくて、もうどこかで外していかないと、いつまでたっても子供の表情も全く見えないですし、
成長過程において非常に問題は大きいなと思っています。ですので、強制はしませんけれども、何回も言いますけれども、やっぱりごくごく健康のためには逆に外したほうがいいなというのを言いたいことですので。 それと最初言っていた不登校の件ですけれども、別にちゃんと確認したわけではないし、それが大きな問題になって大変やということで聞いたわけではないので、きっちりと確認したわけではございませんので、よろしくお願いします。
○
議長(
丸谷正八郎)
森下議員。
◆15番(
森下巖) まず、1点目にお聞きをした確認をしていただいているかどうかということですけれども、確認はされてない。ただ、この
請願の趣旨の文書の中に、もう大変な
状況ということを記載がされておりますのでお聞きをいたしましたし、強制をするものではないと、健康上の問題だということで、できるだけ外した生活というのを
子供たちにもという、そうした思いであるということはお聞きをしましたが、本
請願の内容について、
教育委員会や
学校での対応が既にされている中で出されているものであり、今
コロナ状況についてもおっしゃっておられましたが、減ってきたというふうにありますけれども、しかし今週になって先週よりも増加をしておりますし、8月には再拡大のおそれがあるというそうした
専門家もおり、ここはやはりまだまだ慎重な対応が取られなければならないし、求められているというふうに私どもは思います。 ただ一方で、おっしゃっている
熱中症などのおそれから
請願内容に書かれてあること全てに反対するものでもありませんし、この
請願というものに対して、私どもは行政ですとか国や市とかいろいろありますけれども、本来、行政がやるべきこと、あるいはやっていないとか、非常に間違っているとか、逸脱しているだとか、そうしたことに対して、それを正してこうするべきだということを求めるものが
請願だというふうに思っておりますから、その点においては、議会で
請願を上げるということがそぐわないのではないかというふうに思いますし、
学校現場で既に適切な判断をされ対応されるべき、そのことが一番大切なことだというふうに思っていることから、この議会の
請願が、様々な
マスクを外すということに対してのプレッシャーになってはいけないというふうに思っておりますし、賛否をこれは問うべき問題ではないというふうに判断をし、採決には加わらず退席をさせていただきたいと思います。 以上です。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に。高橋議員。
◆8番(高橋登) ただいまご提案をいただいております
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願書について、今の
森下議員の質問内容と若干かぶる部分もあろうかというふうに思いますけれども、5点にわたって質問をさせていただきたいというふうに思います。ゆっくり1点目から質問させていただきますので、少しメモを取りながら質問の趣旨をご理解いただきたいというふうに思います。 まず、1点目でありますけれども、今回、市議会への
請願書の提出に際して、子供の教育施策を統括しております
教育委員会への具体的な要請あるいは
請願等の活動は行われたのかどうか、この点についてまずお聞かせをいただきたいというふうに思います。 2つ目でありますけれども、
請願の趣旨には「身体的心理的な事情で
マスクを付けることができない
子どももおり、
学校へ行きづらい
状況が生まれていることも心配されます。中には不登校となる
児童生徒も増加し続けていることも注目していただきたい大変な
状況と考えます」とありますけれども、このような
状況、これは本市の小・中
学校で起こっている
状況なのかどうか。もしそうであるのであれば、具体的な事例等をこれはお聞かせをいただきたい。これが2点目であります。 3点目でありますけれども、
請願項目の2において、「
学校での
いじめなどが発生し、行きづらい
状況を作らないよう配慮することを出来ているか確認すること」ということ、この確認は、議会の職権で調査をするという具体的な議会への要請事項なのかどうか、この点の確認を3点目にお願いをしたいというふうに思います。 次に、4点目でありますけれども、
請願項目の3に記載がされております
登下校時の適切な
マスク着用については、5月23日付の「
泉大津市内の公立小・中
学校の児童・生徒、
保護者の皆様へ」ということでホームページや
教育長メッセージ等の発信等も、これを承知をした上での要請なのかどうか。これが4点目であります。 最後の5点目でありますけれども、
請願項目の4に「過剰に制限をかける事なく、
子どもの成長や健康、
教育環境を第一に考える
学校運営を行うこと」というふうにありますけれども、子供の成長、健康、
教育環境を第一に考えることはこれはもう当然のことであります。この中で、過剰な制限とは具体にどのようなことをイメージをしたことなのかどうか。この部分について少しご
説明をいただきたいというふうに思います。 以上、5点にわたって質問をさせていただきました。1点目からよろしくご
説明をいただきたいというふうに思います。
○
議長(
丸谷正八郎) 答弁願います。
林議員。
◆11番(
林哲二) まず、今、高橋議員から質問いただきましたけれども、1点目、
教育委員会への
請願者、これは
請願者自ら
教育長のところにも事前に行っています、
請願に。私も一緒にその後、話しに行っています、一緒に、ということです。 2点目、趣旨ですけれども、本市の
状況、心理的事情で
マスクをつけることができない子供がおり、
学校へ行きづらい
状況が生まれている、心配されます、中には不登校となる児童・生徒もということですけれども、本市の
状況として全て確認したわけではありません。これは一般的に言われていることで、実際、日本の国においてこういうことが起こっているというのはニュース等でも出ていたと思います。 3点目、
学校による
いじめ調査、これですけれども、議会への要請ということかということですけれども、私、
請願していただいた方から何点か
いじめみたいなことがあった、実際に、そのときは
マスクを取るじゃなくてつけるという、最初みんな言われたときに、その子はどっちかいうと
マスクは嫌だったんでやらなかったら無理やりいろいろ言われた。いわゆる
マスク警察というのがマスコミでも騒がれましたけれども、何でおまえ
マスクせえへんねやということでチェックされて、そういうふうなことです。あるいは、ちょっと
マスクしていても鼻が出ていたから鼻までちゃんと上げろみたいなことを言われたりいろいろ、言ってみたら
いじめに当たるのかなというような精神的な圧迫を受けたということです。これを議会に要請かということですけれども、議会としてそれをやめろというわけでは、そういう要請ではないです。そういう事実があったことを知ってくださいということだと思います。 5月23日に通知があった、
教育長のほうからホームページでも通知していただいているということも知っての要請かということですけれども、知っての要請です。知っていて、さっきも言いましたけれども、現状はやっぱりまだ
登下校中
マスクをまだしている
状況ですので、知っていた上で、既にいろいろ言っていただいているのは分かっていますけれども、現状を見たらなかなかまだそれが浸透していない。 例えば、よく朝から
子供たちは、児童は帽子をかぶってこない子がたまにいるんです、何人か。そういう子供に対して先生が「帽子は」というのを、よくそういう場面を見るんですけれども、
学校に忘れたとか、家に忘れてきたとかと言ってますわ。でも、帽子をかぶるというのは
熱中症のことももちろんそうですけれども、
登下校中にもし転んだり何か事故に遭ったときに、頭というのは非常に大事な部分で、帽子があると直接ぶつけることなく守られる、そういう大切な部分だと思うので、そうやって先生は何回も何回も注意されています。それと同じで、要するに1回言ったからといってそれで終わりじゃなくて、1回言ってもやっぱりまた同じようになってくるというのがあるんで、そういう意味で、
教育長から言っていただいているけれども、
学校長からも校長先生からも朝礼で言っていただいたり紙に書いて配っていただいたりというのは存じていますけれども、そういうのを何回も何回もやっぱり確認してくださいということで出したというのは、当初に申したとおりです。 それと、過剰な制限をかけることなく、過剰な制限とは具体的に何や、何ぞやということですけれども、
子供たちが今も1人でも2人でもやっぱり嫌だなと思う、ずっと
マスクしなさい、本当は外したいんやけれどもというのがあっても外したらあかん。実際、
登下校中とか体育の時間は外しなさいというのを
文部科学省からしていますけれども、授業中はまだずっと
マスクしていますよね。私、前も言いましたけれども、議会であっても、はっきり言ってしゃべっていない人がずっとやっている意味というのはよく分からないです。ですから、本当に何のために熱を測ってチェックしているんだと。本当に風邪ひいてゴホン、ゴホンとせきして人に迷惑かける、これは悪いですよ、
マスクする必要ありますけれども、本来でしたら別にする必要はないんじゃないかなと。 今は、空気感染が主流やということで分かってきましたので、換気さえすれば、換気が一番大事であって窓を開けたりやって換気をしているということが何よりも大事であって、みんなせきもしていないし、元気な人がずっと
マスクで抑えられて子供もそれで一日中授業を受けるというのは、私はこれはいけないということで、これが過剰な制限というのに当たるかどうか分かりませんけれども、具体的にどれが過剰な制限かというのは言われてもちょっとあれなんですけれども、今思いついたままに言ったんですけれども、その辺かなという感じです。 以上です。
○
議長(
丸谷正八郎) 高橋議員。
◆8番(高橋登) 一応5点にわたってご
説明をいただいたんですけれども、1点目につきましては、一応
教育委員会あるいは
教育長と面談もし、話をしておるというご答弁をいただきました。ということは、少なくとも現状の
教育委員会の
マスクの着脱については、一応理解をした上で、この
請願がなされておるんだというふうに理解をさせていただきたいというふうに思いますけれども、2点目に質問をさせていただきました不登校となる児童・生徒も増えておるということに注目をしていただきたい大変な
状況があるという、この質問に対して、一般的な
状況を
説明したまでであるというようなご
説明でありましたですけれども、少なくともこの部分に関しましては、本市の
状況がこういう
状況があるんだというふうに誤解をされる可能性、危険性がありますので、この
請願の中で、やはりこれは全国的な、あるいは一般的な話であるということを少し
説明が必要なのかなというふうに思います。特にこの問題については微妙な問題でありますので、その点のひとつ記載の配慮が欠けるんじゃないかというふうに思います。 同時に、3点目に質問をさせていただきました
いじめの問題でありますけれども、何点かご
説明をいただきました。なかなか
マスクを強引に言われたり、これは子供との話の中かなというふうに思うんですけれども、先生から強制的に
マスクをせえという話があったのかどうかということについては明確なご答弁はなかったんですけれども、少なくともこれが
いじめというような認識になっておるのかどうか。
いじめについては一定、
文部科学省においても、
いじめ規定という部分も出されております。そういった意味では、この範疇の中には少し今のご
説明では入らないのかなというふうに思いますし、少なくともこの
マスクの着用については、
教育委員会も含めて発信はされております。 そのことがどれだけ徹底をされ指導されておるのかということについては、
請願者あるいは今、
紹介議員である
林議員の目から見たら不十分であるということで、少なくともこの趣旨は、適切な
マスクの指導が今なおかつ行われていないんだということを前提にした
請願なのかなというふうにも思います。少なくとも
マスクを外せるための一方で過剰な指導があった場合に、別の意味での強制力が働くことに結果としてはなるわけであります。ここの部分は大変難しい
状況ではありますけれども、少なくとも今現状の中では、
マスク、手洗い、消毒、うがいという基本的な感染防止のために
子供たちも協力をいただきご努力をいただいている現況についてはご認識をいただいているというふうに思うんです。 その上で、なおかつこの部分について、5点目に質問をさせていただいた過剰な制限になってくるという部分に関しては、少なくとも
請願の趣旨がかなり分かりにくい
請願に私はなっておるんではないかというふうに思います。 一般的には議会への
請願でありますので、これは議会に対しても、あるいは市民に対して一定
マスクの着用について啓発を行ってほしいということの
請願なのかなというふうに思いますけれども、
請願の趣旨は、いやいや、そうではないんだと、もう少し積極的に
マスクをなるべく外すように指導をせえということに重きの主張が置かれておるのかどうか、この点について改めてお伺いをしたいんですけれども、いかがでしょうか。
○
議長(
丸谷正八郎) 答弁願います。
林哲二議員。
◆11番(
林哲二) 今おっしゃった内容で、まさしく最初に言いましたけれども、
教育長とお話しさせていただいて、実際に
学校長にも話していただいて、校長先生も話していただいているということで啓発はしていただいています。していただいているんやけれども、できていないからもっともっとそれを啓発できているか、ちゃんとできているかまた確認してくださいねということの意味での
請願なので、趣旨はそういうことです。だから、指導せえとか、別にそんな偉そうな言い方じゃなくて、言っていただいているんやけれども、ちゃんとできていないところをもう一回、何回も確認してくださいねということです、大きく言えば。 だから、
マスク外せということだけじゃなくて、あくまでも
文部科学省の言ってきたような体育の授業とか
登下校、一番危ないじゃないですか。もう実際、体育の授業で何人も救急搬送されていますからね。だから、そういうことが起こってからでは遅いしということです。とにかく常に注意して、その辺はまた確認してくださいねということが一番の
請願の要因ですので、よろしくお願いします。
○
議長(
丸谷正八郎) 高橋議員。
◆8番(高橋登) 2回ですのでまとめたいと思いますけれども、今ご答弁を聞く限りにおいては、一応、啓発の域を出ないということで、先ほどご
説明があった体育の時間に、ある意味
マスクを外していないとか、それは少なくとも
泉大津市の中での事態ではないですよね。そういった意味では、一般的によくニュース等で
マスクをつけたままランニングをして
熱中症になった、あるいは倒れたというようなニュースにもなっております。これにかけて今回のこの
請願が出されておるんであれば、少し
請願という事象で規定された市民の権利を行使する内容としては、私は適切ではないのかなというふうに思います。我々議員に判断を迫るような、そういう
請願の形式は整えられていないのじゃないかというふうに思わざるを得ないということを申し上げて質問を終わります。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に。田立議員。
◆16番(
田立恵子) 2人の今、質疑を聞かせていただいた上で、なおすっきりと理解できないものが残っておりますので、私からも質問させていただきたいと思います。 まずこのタイトル、
学校における
子どもの健全な育成を求めるということ。このこと自身に対して反対する人は一人もいないと思うわけです。その上で今、本議会がこの
請願を採択をする、市民の方が
請願をするというのは大変大切な権利であると私思っておりますので、
請願が出された、それを採択をするとしたら、子供の健全な育成に対して責任を負っている
教育委員会あるいは
学校の対応が間違っている、あるいは不十分ということに対して、二元代表制の一翼としての議会として物を言うと、そういうことになろうかなというふうに思っているわけです。 ところが、先ほどの
森下議員の
学校、
教育委員会の対応に問題があるとお考えなのかという2点目の質問に対して、私は注意してお聞きをしていたつもりではありますが、
林議員さんは自らの見解を述べられた、ご自身の考えを述べられたということであって、端的に
学校、
教育委員会の対応に問題があると考えているのか、だからこういう
請願の採択が必要だということなのかということですけれども、その点についてのお答えはなかったように思いますので、改めてその点をお聞きをいたします。 そして具体的に、質問回数、限られておりますので、例えば
請願項目の1項目めです。「大人の
会食制限の解除に合わせ、
学校給食も同様の対策に緩和すること」というのが
請願1項目でありますが、私は今、市のホームページ、
教育委員会のページの中で、5月26日に更新をされました「
令和4年5月26日以降から当面の間の
学校教育活動について」、5月26日の更新、この記事を見ているわけでありますが、その中に、例えば給食の問題についてどのように書かれているかといいますと、実施例として、「給食時間中の会話については、必要以上のことは話さないように指導する」と、こういうふうな記載がございます。 これは、
子供たちにとって給食の時間は楽しみな時間だと思うんです。そして、どんなにときめく給食であったとしても、やっぱりお友達と一緒に楽しく会話をしながら本来だったら給食は楽しむ、そういうものだと思うんですけれども、その中で必要以上のことは話をするなということは、大変ある意味で私は
子供たちに対する苛酷な要請ではないかというふうに感じますけれども、しかし、そういうことが本当にこの2年半の間、
子供たちに求められてきたわけですよね。
子供たちの
学校や幼稚園やこども園やそういうところで、
子供たちは体を使って遊ぶことや歌うことやお友達と話をすること、そういうことが制限され続けてきた2年半、それは本当に大変なことだったというふうに私も感じております。 例えば、こども園で卒園の日に園長先生が、十分な距離を取って今日だけは大きな声で歌いなさいということをおっしゃったという話を聞いて、本当に涙が出るような思いがいたしました。そういう
状況が続いている中で、なお給食の時間は必要以上のことは話をするなということ。 しかし、私は今の
状況を見るならば、大人の
会食制限の解除というふうに言われましても、それでも私たちはまだ外食するときにはやっぱり注意をいたします。一定の配慮もしながら、周りにいる人たちに対する気遣いもしながら、アクリル板が設置をされているそういうところで食事をする。時間についても長時間にならないようにというふうなことは、今なおある
状況かなというふうに私は思っているんですけれども、大人の
会食制限の解除に合わせ、
学校給食も同様の対策に緩和する、そして前文の中でも、給食の黙食などによって大変な
状況が続いたということを書かれているということは、こうした今の
教育委員会のこのような要請はまさに過剰な制限だと、こうした過剰な制限はもうするなと、そういうことでの趣旨なのかどうかという点についてお尋ねをしたいというふうに思います。 繰り返しますが、質問の趣旨は今の
学校、
教育委員会の対応が間違っているあるいは不十分、だからこの
請願が必要なのかという、そういうことなのかどうかということで一例として給食の問題を今、挙げさせていただいたということでございます。 そして、質問の2点目ですけれども、
請願項目4項目ございますが、これら全てに主語がありません。ですので、
議長宛ての
請願で
請願趣旨の結びは、4点の対策について確認願いますということで結ばれております。そして
請願項目についても、例えば2点目、最後、文末は「確認すること」ということであります。3点目は、周知することであります。これらの主語は何なのか。議会として確認をするということを求めているのかどうか。この
請願を私どもがもしこの本市議会が採択をするとすれば、どういった議会としての役割と責任が生じてくるとお考えなのかどうか、
紹介議員のお考えを聞かせていただきたいと思います。 以上、質問2点、よろしくお願いします。
○
議長(
丸谷正八郎) 答弁願います。
林議員。
◆11番(
林哲二) 1点目の
教育委員会の対応が不十分だった、問題があったのかという意味でこの
請願を出しているのかということですけれども、別に
教育委員会の対応というのは、最初に何回も言いましたけれども、
文部科学省のあれが出てからちゃんと言っていただいて対応していただいているので、別に不十分という、問題があるというわけではなくて、それはやっていただいています。しかしながら何回も言いますけれども、現状を見たら
登下校の
マスクはみんなしています。ですから、注意してその辺のところをまた含めて、何回も何回もやっぱり確認はしてくださいねということでの
請願ですので、別に
教育委員会に問題があるやないかということで言っているんじゃないんです。 給食の黙食に関しても、過剰な制限というのは話ありましたけれども、確かに私もそれは、大人の人そんなに羽目を外してわーわーやっているわけではないということですけれども、ただ、やっぱり
子供たちが貴重な二度と戻ってこない小
学校、中
学校というそういう年代で、
子供たちが給食の時間に黙って食べるというのはいかがなものかなというのはずっと思っています。その辺のところは、特に大人に比べて子供というのは、今回オミクロンのときは
子供たち結構陽性反応が多かったですけれども、実際、重症化率とか死亡率見たらほぼないわけです。ですので、そういったことを考えると全然そこまでやる必要があるのかなというのが、実際これは本当にまさに過剰な制限かなと思います。例えば、インフルエンザでもそうです。またちょっと今、出ていると言われていますけれども、インフルエンザの時期に、じゃ黙食していたかというとそんなことないですよね、その辺のところ。 それと2点目の質問、主語がないから、これは我々の責任はどうかということですかね。 主語がないということですけれども、議員としてやっぱり今、私最初から何度も言っているように今の現状はこうです、だから
皆さんも知っていただいて、できたら1人で歩いている子、
子供たちが歩いていたら、もう
マスク外していいよとか声かけいただくとか、そういったことも
皆さんちゃんと頭に入れておいていただいて、こういう例があるんや、
請願も出ていたんやということで、その辺のところしっかりと注意して見ていただきたいなと思っております。 以上です。
○
議長(
丸谷正八郎) 田立議員。
◆16番(
田立恵子) 1点目の質問については、
教育委員会や
学校の対応が間違っているとか不十分だとか、そういう認識ではないというふうなことでありました。であるとするならば、私はまさに最後にありますが、過剰な制限をかけることなく何よりも
子供たちの心と体、成長、健康、そういったことを守っていくということは、
教育委員会と
学校の責任において行われていくべきことでありまして、そういう中で、どんな問題が起こっているのかどうかということにつきましては、私ども議会議員もそれなりの情報をキャッチしながら一緒に考えていくということだというふうに思いますけれども、本
請願を採択するということの意義がどこにあるのかというふうなことは疑問に思います。 そして、2点目の質問なんですけれども、確認するのは誰なのかということを、私、端的にお聞きをしたんですよ。2点目の「行きづらい
状況を作らないよう配慮することを出来ているか確認すること」。そして3点目は、周知すること。この確認し、周知するのは議会の責任として、この
請願を採択すれば議会がそれを行うということですか。
○
議長(
丸谷正八郎)
林議員。
◆11番(
林哲二) これは議会というよりもやっぱり
教育委員会のほうにしっかり確認してくださいねという意味です。
○
議長(
丸谷正八郎) 田立議員。 文章はそういうふうになっておりませんので、非常に分かりにくいということだと思います。そういう趣旨として
教育委員会が確認をするように、あるいは
教育委員会が周知するように、それを求めるというふうな内容には文章としてもなっておりません。 お聞きをいたしまして、やっぱり私自身もこの
請願を採択することの意味が理解はできないというところで、ご心配になっていることの思いは十分共有いたしますよ、その気持ちは。だけど、そのことは、やっぱりこの
請願を採択して
教育委員会に対して物を言うとか、そういうことではないのではないかというふうに思いますし、今ここでこの
請願に対して賛否を問われるということについては、非常にその意味を見いだすことが難しいということで、私もこの採決に当たっては棄権をさせていただきたいと、退場という態度を取らせていただきたいということを申し上げます。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、
委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。 (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) 異議なしと認めます。よって本件は
委員会付託審査を省略し、これから討論に入ります。討論はありませんか。中村議員。
◆4番(
中村与志子) 今議会に提案された
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願書について意見を申し上げます。 今
請願は、
コロナ禍における
学校教育現場での
学校教育関係者への適切な指導を促す趣旨であり、
子供たちの安全・安心と健全な育成、さらには子供の学びを保障する観点からも重要な指摘であり、私ども議会議員としても関心を持って注視し、対応していかなければならないと考えております。 しかしながら、
請願書で指摘される
学校給食時の黙食指導や
マスクの適切な着用については、
教育委員会より既に市内小・中
学校に指導通知が5月23日、26日付で配付され、またホームページで配信されており、現状においては対応できているものと思われます。
請願者からは、身体的、心理的な事情で
マスクをつけることができない子供もおり、
学校へ行きづらい
状況も心配されます。中には不登校となる児童・生徒も増加し続けていることも注視していただきたい大変な
状況とした上で、
請願項目の1にある
学校給食時の黙食対策も緩和することについては配慮されていることと
学校現場からも聞いております。 2点目の
マスク着用についても、
マスクを外したい子供や苦手な子供への対応等についても配慮して指導しているとの報告もされております。さらに
マスク着用をめぐって
いじめや
学校に行きづらい
状況は、本市小・中
学校において具体的な事案は
教育委員会にも報告されておらず、
いじめの事実はないとのことです。また先ほどの質疑の中で、
マスクによる
いじめを受けた児童と
紹介議員が面談したという事実はないということでした。
マスクの着用に関しては、適切な指導を超えての指導は、新型
コロナウイルス感染を危惧する子供、
保護者に対し、
マスクをつけさせないということを強制することにもつながりかねない事態を引き起こすことも考慮しなくてはなりません。 いずれにしても、新型
コロナウイルス感染はいまだ終息しておらず、
子供たちの健全な育成のためにも、
熱中症対策に配慮した
マスクの適正な着用と新型
コロナウイルス感染防止、予防のための手洗い、うがいの励行をお願いしなければならない現状にあります。 最後に、今
請願書は本市議会に具体的な対応、要請等を行われているものではありません。市民の
請願として議会議員の賛否に付すべき要件は整っておらず、賛否の判断を求めるべき事案ではないことを申し上げ、反対か賛成かと言われれば、反対と言わざるを得ません。終わります。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に討論はございませんか。堀口議員。
◆14番(
堀口陽一) 私も毎朝100人以上の
子供たちと会う機会があります。今朝も多くの
子供たちとお会いしましたが、
マスクを外している子供は誰一人見受けませんでした。
マスクをし続けると血中酸素濃度が1%から2%下がるというお話もございますが、全国の中
学校、高校生が発信します新型
コロナウイルス対策として、調査研究、発表がなされております。その中で、もちろん
専門家も検証しておりますけれども、被験者は
マスクをしている間は息苦しかった。調査の中で、特に湿度は着用後すぐに上昇しており、これが暑さ指数の上昇の原因となっている。また、日常生活に関する指針における暑さ指数は、外気温31度以上で危険、25度から28度で厳重警戒とされています。そのことから
マスクをすると日常生活でも
熱中症になる危険が高まると
専門家も指摘しております。 これから7月、8月と暑さが増す時期を迎えます。この時期において気温の上昇が予想されますので、今のタイミングでさらに
マスクの着用のところを調査していただきたいというふうに思いますし、息苦しさを感じる子は外させていただきたいというふうに思いますので、私は、この
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願書に対して賛成といたします。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に討論はございませんか。野田議員。
◆7番(
野田悦子) 今
請願につきまして、一言意見申し上げます。 先ほど田立議員のほうからも、
学校における
子どもの健全な育成を求める
請願書、これに反対する議員は誰もいないだろうと。確かにこの題名を見る限り誰も反対する議員はいないんだと思います。私自身も、今回のこの質問の中で出てきた個人的なのかと思うご意見に関しまして、疑問を感じるところは多々ございました。 現在、この
請願の項目の中の本市
教育委員会の取組、また今の質問の中、
請願にもあるように、本市の
教育委員会のほうではもう既に取り組んでいる、
文部科学省よりも一足早くそういう方向に踏み込んだこともお聞きしております。 2年半前、昨年、今年の年初、この1か月ごとでも、もっと言えば1週間ごとでも現状は刻一刻と変化しております。各
学校でも
状況は違うというふうに聞いております。
保護者の意識の幅も大きい。今も家に重篤な病気を持っていて療養している家族がいる、だから、家に新型
コロナウイルスを持ち込みたくないという強く思いを持って暮らしていらっしゃるご家族の方がいらっしゃいます。この2年半の間、一度も電車にすら乗っていないというような思いを持っているご家庭もある。また、もうここまで来たら、若い方はうつっても重症化しないんだから外では十分外しましょう、それも一つのしっかりとしたエビデンスによる対応であると思っております。そういうふうな幅の大きなことを今回、
請願によって出されているというふうに感じております。 今朝、インフルエンザのことが報道されていました。これから冬に向かうオーストラリアでこの夏、今までにない流行が報道されたのは、もう1か月ぐらい前だったかと思います。このことに危惧しておりましたが、東京都では小
学校の閉鎖も起きているというふうに報道されました。 今回の
請願が対策の確認を求めるものであることから、今後も児童・生徒の教育とあらゆる
状況、本市を取り巻く環境にも十分に留意し、速やかで適切な対応に努めてくださること、子供に関わる方々も含め一番
子供たちの近くで、そして環境をはっきりと把握しているであろう
教育委員会の方々、また教育現場の方々にしっかりと留意をしてお任せをして進めていくということが、私は一つ必要ではないかというふうに思っております。 その上で、今回は確認をお願いするという
請願です。そのことから確認はしてくださいということの一応の賛成の討論とさせていただきます。
○
議長(
丸谷正八郎) 他に討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
丸谷正八郎) ないようでありますので討論を終結いたします。 これから採決いたします。 (15番
森下巖議員、16番
田立恵子議員 退場)
○
議長(
丸谷正八郎) 本件、反対のご意見がありますので起立により採決いたします。本件、原案採択することに賛成の方のご起立を願います。 (起立者多数)
○
議長(
丸谷正八郎) 起立多数であります。よって本件、採択することに決定いたしました。 (15番
森下巖議員、16番
田立恵子議員 入場)
------------------------------
○
議長(
丸谷正八郎) 以上で、本
定例会に付議された議案は全て議了いたしました。よって直ちに閉会いたしたいと存じますが、閉会に当たりまして、市長から挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
南出市長。 (
南出賢一市長 登壇)
◎市長(
南出賢一)
議長のお許しをいただきまして、
泉大津市議会令和4年第2回
定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月15日より開会されました本
定例会では、ご提案申し上げました諸議案につきまして、いずれも慎重なご審議の下、全てご可決、ご承認を賜りまして誠にありがとうございました。また、本会議を通じましていただきました貴重なご意見、ご要望は真摯に受け止め、本市の実情等を勘案しながら十分研究、検討を重ね、市政の推進に一層努めてまいります。どうか今後とも変わりませぬご支援、ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。 さて、6月14日に近畿地方が梅雨に入りました。また、6月に入ってからは気温が30度を超える真夏日もあり、今後、さらに気温が上がり、蒸し暑さが増してきます。そこで気をつけなければならないのは
熱中症です。6月17日、福井県内の小
学校で児童20人が課外学習の移動中に
熱中症の疑いで搬送されるという事案も起こっています。ほかにもニュース報道でもありますけれども、市内でも救急搬送される事案がございます。
熱中症の予防には暑さを避ける、
マスクを外す、水分・塩分を補給する、日頃から健康管理を行う等の対策が重要です。 本
定例会の
一般質問でも議論いたしましたが、
マスクの着用については、厚生労働省が野外では他者と身体的距離が確保できない中で会話する場合を除いては必要がないこと、特に夏場については、
熱中症予防の観点から
マスクの着用が必要ない場面では
マスクを外すことを推奨しています。また、子供の
マスク着用についても、野外で人との距離を確保できる場合や会話をほとんど行わない場合、体育の授業や運動部活動、
登下校の際は必要ないとしています。 先ほど議会の
皆さんでも議論がございましたが、できるだけ
マスクは外では外してくださいと伝えたいと思います。非常にやっぱり危ないと思いますし、私もたくさんいろんな方に声をかけて、外は
マスク外しねということを言ったら、大体の人がやっぱり社会的体裁、周りが気になるからつけていますという方がやっぱり多いなというふうに感じています。そこはやはり大事だと思うんですが、大人がまずは
マスクを外していくことが重要ではないかと考えております。 もちろん適宜適切に着用する場面も大事だと思いますので、そのあたり、しっかりと考えて判断をやっていただきたいことと、子供はやはり大人からの無言の圧力というもの、社会的な圧力を感じて、それが身体的にも相当負荷が精神的にもかかっているんじゃないかと推察されますので、そのあたり大人一人一人の行動というものも大事だと思いますので、どうかそのあたりのご配慮もよろしくお願いしたいと思います。 (何事か呼ぶ者あり)
◎市長(
南出賢一) また、黙食の件がございましたけれども、本市では黙食という言葉を外して、距離も取っている中で多少の会話はやりながらでも大丈夫じゃないかということを言っています。その代わり換気、手洗い、うがい、このあたりの徹底をしながら、引き続き皆様方におかれましても新型
コロナウイルス感染対策をやっていただくことをお願いして、留意をしながら引き続き取り組んでいきたいなと考えております。 結びに当たりまして、これから蒸し暑い日が続きますが、議員皆様方にはくれぐれもお体にご留意いただき、ますますご健勝にてご活躍されますよう心からお祈りを申し上げまして、
泉大津市議会令和4年第2回
定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○
議長(
丸谷正八郎) 市長のご挨拶が終わりました。
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○
議長(
丸谷正八郎) 以上をもちまして、
令和4年
泉大津市議会第2回
定例会を閉会いたします。 慎重ご審議いただきまして、誠にありがとうございました。 午前11時13分閉会
会議録署名議員 泉大津市議会議長 丸谷正八郎 泉大津市議会議員
田立恵子 泉大津市議会議員 村岡 均...